Somber Atmosphere

ドイツのブラックメタルの感想を載せています

Black Autumn - Loosing the Sun

ドイツのブラックメタル、2014年作。Rain without End Recordsというところから、350枚限定リリース。bandcampでも購入可能。自分は後者で購入した。

内容は相変わらずのアトモスフェリックブラックドゥームなサウンド。重苦しくも憂鬱かつメロウ、アトモスフェリックな雰囲気で展開する。どの曲でもピアノの寂しげな音色が聴かれ、これが大変琴線に触れる。

3曲目"Laetitia"では重苦しい展開から途中ブラスト疾走したりしてかっこよい。4曲目"From Whence We Came"では後半でジャーマンブラックらしい湿り気ある憂鬱なトレモロリフが聴かれ、なかなかぐっとくる。

あまりジャーマンブラックらしさはないブラックドゥームといった感じ。またブラックドゥームのカテゴリでおもしろいことやっているかというとそうでもなく、割とストレートなサウンド。悪くないけど、絶賛するほどではないといった印象。
ドゥーミーな音ながらも一曲6分程度と短くて聴きやすいのは良いがドゥームとしてはどうなんだろう。


youtubeなんか見当たらなかったので割愛。