Nabat - Opus Mortis
ドイツのブラックメタル、2011年作。100枚限定自主制作。2013年にHammerbound Kunstschmiedeが100枚限定で再発した。同郷のGratzugを抱えてるレーベル。
内容は地味なトレモロリフ主体のオールドスクールなプリミティブブラック。
2曲目"Triumphus Pestis Mortiferae"あたりでは湿り気を帯びたメロウな展開を聴くことができる。とはいえほんとに4人編成なのか?と思ってしまった、Lo-Fiなプリミティブブラック。アーカイブスによるとアートワークデザインやミキシングやる人がついてて思ってたより豪華だ...
また4曲目"Feast of Fornication"あたりでは時折メロディックデスのようなリフも入れてきたりと、曲によって割と展開する印象。
試聴した段階では初期Odalのような印象を受けて購入したのだが、いざじっくり聴いてみるとそのレベルには至ってないなぁという感じ。レーベルメイトのGratzugなんかと近いLo-Fi具合。Gratzugはメロウなプリミティブブラック一直線である一方でNabatはオールドスクールなプリミティブブラックを基軸に色々手を出している印象。
この手の劣悪な音質のプリミティブブラックだと展開がある方がいいのか悪いのかどっちがいいんだろうなぁと考えてしまうが、個人的にそもそもあまり印象に残らないという。
2曲目があった