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Somber Atmosphere

ドイツのブラックメタルの感想を載せています

Trauer - ...a Man with a Load of Mischief

ドイツのブラックメタル、2014年作。同郷のNihilstische KlangkunstとイタリアのWar against Yourself Records (昔のMidwinter Records)より共同リリース。今年まさかのフルアルバムをリリースしたKerker、最近音沙汰がないTodesklut、Todessehnsuchtのメンバーが絡んでいる。

彼らの作品は2007年くらいから追っているわけだが、相変わらずジャーマンらしい湿った鬱ブラックをやっている。大作主義なのも変わらず、5曲で1時間弱なのも長尺で良い。

1曲目"Above All Silence"(13分)からほんと気が滅入る(褒め言葉)。2015年になるというのに変わらずBurzumish Blackなところが○。スローテンポにメランコリックで胸を締め付けるトレモロリフで展開する。
2曲目"Cascadian"...Cascadian?Cascadian BMか?と思ったらなんも変わらないきつい(褒め言葉)鬱ブラック。

15分弱あるタイトルトラックはメロの湿り気と寂寥感が一番強い。10分あたりの展開が絶望的ながらもドラマティックでとても胸に沁みる。

少ないリフで延々とループする古き良き鬱ブラック。楽しめない人は全く楽しめない退屈なサウンドなのは相変わらず。ただなんとなく印象としてこれまでの作品よりもメロの殺傷力が減退したような気がする...がタイトルトラックのそれは強く、大変素晴らしい。泥酔しながら聴くととても楽しめる。

本作でyoutubeに上がってるのはこれくらい?