Epiphanie - Der deutsche Michel
ドイツのブラックメタル、2011年作CDEP。良質?な作品をリリースするDer neue Weg Productionsより。3曲15分。100枚限定。
(多分売れないんだろうけど)もう少しプレス数増やしてもいいとは思う。
湿った、憂鬱なリフで進行する独り鬱系ブラック(現在はもう一人加入したようだが)。厭世感漂うメランコリックなメロディが素晴らしい。
この強力な憂鬱感はいずれの曲でも聴かれ、展開は単調ながらも飽きずに聴きとおすことができる。また一曲あたり5分程度と短く聴きやすいのも良い。このメロウさで尺が長いと少々胸焼けするかもしれない。
このメロディの質感はドイツ産というよりもフランス産の鬱系ブラックに近い印象を受ける。近年のFeigurやDyster、Ars Moriendiあたりに近い。
同郷で近いバンドを挙げるなら、湿った質感はTrollskogen、憂鬱な雰囲気はKargvintあたりに近いか。
Der neue Weg Productionsが好きそうな、アンダーグラウンドながらも良質なブラックメタル(だと個人的に勝手に思ってる)。
(追記)
これの前作であるデモを既に紹介していたことに今更気がついた&同じような記事内容だった...
一曲目。